2026年10月 復習ガイド

Zoomオンラインレッスン
安心ガイド

10月15日の「Zoomオンラインレッスン安心講座」で扱った内容を、画面の写真つきでおさらいできる資料です。講座で操作した順番に並べています。気になるところだけ、開いて見てください。

1

先生の画面を一番大きくする(ピン留め)

生徒さんには「先生の画面を一番大きく」と伝えます。先生が大きく見えていても、生徒さんの画面は全員同じ大きさのギャラリー表示になっていることがあります。

ピン留め前全員が同じ大きさ。他の人の様子も目に入ってしまう
先生
生徒
生徒
生徒
ピン留め後先生が一番大きい。レッスンに集中しやすい
先生
生徒
生徒
生徒

やり方

  1. 先生の画面にマウスのカーソルを合わせます。
  2. 先生の画面の右上に出る「…」(てんてんてん)を押します。
  3. 「ピン」を押します。先生の画面が一番大きくなります。
ピンを押しても変わらないとき:表示が「ダイナミックギャラリー」になっていると、ピンしても見え方が変わらないことがあります。画面右上の「表示」から「ギャラリー」か「スピーカー」に切り替えてから、もう一度ピンを押してください。
イマーシブビューについて:全員が同じ背景の中にいるように見せる機能です。ホスト(部屋を作った人)だけが使えます。共同ホストでは出てきません。生徒さんが勝手に切り替えられないようになっています。

2

フォーカスモードで集中してもらう

フォーカスモードにすると、先生には全員が見えて、生徒さんには先生だけが見えます。声はみんなに聞こえます。教室で先生の前に立っているときのように、隣の人が見えない状態です。

先生の画面全員の様子が見える
先生
生徒A
生徒B
生徒C
生徒さんの画面先生だけが見える。声は聞こえる
先生

こんなときに役立ちます

使えるようにする設定(最初の1回だけ)

設定はアプリではなく、パソコンのブラウザ(SafariやChrome)で行います。

  1. ブラウザで「Zoom サインイン」と検索して、サインインします。
  2. 左側のメニューから「設定」→「ミーティング」→「ミーティング内(詳細)」を開きます。
  3. 下へ進み、「フォーカスモード」と「イマーシブビュー」がオンになっているか確認します。オフならオンにします。
  4. 同じ画面にある「ブレイクアウトルーム」も、初期設定ではオフです。使うならオンにします(下の写真)。
Zoomのウェブ設定画面。ミーティング内(詳細)にある、ブレイクアウトルーム ミーティングのスイッチがオンになっている
ウェブの設定画面。「ミーティング内(詳細)」にブレイクアウトルームのスイッチがあります。右端が青ならオンです。

ミーティング中の使い方

画面下の「詳細」を押すと、メニューが開きます。「ホストツール」を選び、その中の「詳細」から「フォーカスモード」をオンにします。

Zoomの詳細メニュー。レコーディング、字幕を表示、文字起こし、ブレイクアウトルーム、アプリ、ホストツールなどが並んでいる
画面下の「詳細」で開くメニュー。右下の近くに「ホストツール」があります。
出てこないときは:ウェブ設定を変えた直後は、すぐに反映されないことがあります。ミーティングをいったん退出して、入り直してみてください。また、共同ホストは、フォーカスモード中も全員が見えます。生徒さんの画面で確認したいときは、生徒さん役の人に見え方を聞いてみてください。

3

音をクリアにする

Zoomのレッスンで一番大切なのは、画質よりも音質です。雑音が入ると、生徒さんの集中が途切れてしまいます。

1つめ:ヘッドセットを使う

ヘッドセットは口もとの音だけを拾います。自宅でレッスンをしていて、隣の部屋のテレビやピアノの音、兄弟げんかの声があっても、生徒さんには届きにくくなります。高価なものでなくて大丈夫です。まず1つ用意するのがおすすめです。

2つめ:マイクの種類を選ぶ

画面左下のマイクの横の「^」(上向きの矢印)を押すと、使うマイクを選べます。

Zoomのマイク選択メニュー。マイクの選択、スピーカーの選択、マイクモードの一覧が表示されている
マイクの選択メニュー。使うマイクにチェック(✓)が付いているか確認します。

3つめ:マイクモード(ノイズ除去)を変える

同じ矢印のメニューの「オーディオ設定」を開き、下のほうの「マイクモード」→「ノイズ除去」を確認します。初期設定は「自動」です。

Zoomのオーディオ設定画面。マイクの選択、入力音量、マイクモードのノイズ除去などが表示されている
オーディオ設定。「マイクモード」の中の「ノイズ除去」で強さを選びます。
こんなときおすすめ
ふだんのレッスン自動のままでOK
発音指導をする(F、TH、Sなどのかすかな音を聞かせたい)「弱」
教室のざわざわ感を伝えたい(ハイブリッド)「弱」
外がとてもうるさい「自動」+ヘッドセット
「自動」だとFやTHが聞こえにくい理由:自動の設定は、かすかな息の音を雑音と判断して消してしまうことがあります。先生の発音が悪いのではなく、設定のせいです。逆に「中」「高」にすると、声が不自然に硬くなります。
生徒さんの側も同じです:生徒さんの設定が「自動」のままだと、先生の発音を聞き取りにくいことがあります。1対1でしっかり聞かせたいときは、生徒さんにも設定を変えてもらいます。小さなお子さんには難しいので、先生が口の形を見て確認する方法もあります。
タブレットやスマホでは:これらの設定が出ないことがあります。先生は、できるだけパソコンでレッスンするのがおすすめです。

4

見え方(ビデオ)を整える

画面左下のカメラの横の「^」を押すと、ビデオの設定が開きます。さらに「ビデオとエフェクトの設定」を開くと、細かい設定ができます。

Zoomのビデオメニュー。カメラの選択、背景をぼかす、ビデオの自動フレーミング、セルフビューを非表示にする、アバターを表示するの項目がある
カメラの矢印を押すと出るメニュー。いちばん下に「ビデオとエフェクトの設定」があります。
Zoomのビデオ設定画面。HD、ミラーリング、照度に合わせて調整、自動フレーミング、背景の選択肢が表示されている
ビデオの設定
Zoomのフィルター一覧。下に、今後のすべてのミーティングに適用するのスイッチがある
フィルターの一覧

おすすめの設定

項目おすすめ
HDチェックを入れます。映像がより鮮明で、広い範囲が映ります。通信が重いときは、あえて外すとカクつきにくくなります。
自分のビデオのプレビューをミラーリングする先生はオフがおすすめです。ミラーリングで変わるのは自分の見え方だけです。相手に見える映像は変わりません。
低照度に合わせて調整する「手動」にして、スライダーで明るくします。画面が暗いと感じたら、ライトを買わなくても、ここで明るくできます。
ビデオの自動フレーミングオフがおすすめです。オンだと、先生の動きに合わせて画面が勝手に動きます。
背景・フィルター小さなお子さんのレッスンでは、フィルターで遊べます。季節の飾りつけにもなります。
今後のすべてのミーティングに適用する毎回設定し直すのが面倒なときは、画面の一番下にあるこのスイッチをオンにします。意外と知られていません。

5

画面共有のコツ

「2つの画面を同時に見せたいのに、1つしか見せられない」という悩みは、共有のしかたを変えると解決します。

方法1:「デスクトップ」を共有する

画面共有を押したときに出る一覧の「画面」から、「Desktop 1」などを選びます。パソコンの画面全体が映るので、教材と別のウィンドウを左右に並べて見せられます。

Zoomの画面共有の選択画面。上に画面(Desktop 1、Desktop 2)、下にウィンドウの一覧、右に共有オプションが表示されている
画面共有を押すと出る一覧。上の「画面」が、画面全体を共有する選択肢です。

方法2:Chromeの「分割ビュー」を使う

  1. Chromeで、見せたいページを2つ、別々のタブで開きます。
  2. タブを右クリックして、「新しい分割ビューにタブを追加」を選びます。
  3. もう1つのタブを選ぶと、1つの画面に2つのページが並びます。その画面を共有します。
Safariにはこの機能がありません。Chromeの機能です。

音も聞かせたいとき

教材の音源を流すときは、共有の画面にある「サウンドを共有」にチェックを入れます(上の写真の左下あたり)。チェックを入れないと、生徒さんに音が届きません。

iPadの画面を共有する

画面共有の一覧で「その他」を開くと、iPadが出てきます。Macでは、iPadとつなぐケーブルを使った共有ができます。Windowsでは、AirPlay(エアプレイ)を使います。iPadがあると、手書きで書き込んだり、教材をすばやく切り替えたりできます。

画面を切り替える時間を短く:画面共有の切り替えで「ちょっと待ってね」の時間ができると、生徒さんの集中が切れます。iPadなら、画面をすばやく切り替えられます。

6

タイマー・スクリーンショットなど便利な道具

タイマー(Zoomの中のアプリ)

「5分でやってみましょう」というときに、みんなの画面にカウントダウンを出せます。

  1. 画面下の「詳細」を押して、「アプリ」を選びます。
  2. 検索の窓に、「タイマー」と入力します。
  3. 出てきたアイコンを押すと、右側にタイマーが開きます。1分・3分・10分のボタンもあります。
Zoomのタイマーアプリ。00:05:00の表示と、Startボタン、1分、3分、10分のボタンがある
タイマーアプリ。共同ホストなら、表示を消すこともできます。

字幕・文字起こし

画面下の「詳細」から「字幕を表示」を選ぶと、話した内容が文字で出ます。英語に設定して、英検の面接練習で、聞き取った内容をあとから見直すのに使う方法もあります。今は使う機会が少なくても、「こういう機能がある」と知っておくと役に立ちます。

スクリーンショットをそのままAIに渡す

画面の一部を写して、保存せずに、すぐ別のウィンドウに貼り付ける方法です。「保存してからアップロード」の手間が、なくなります。

パソコン画面の一部を撮るキー
Maccommand + shift + 4
  1. 上のキーを同時に押して、写したい範囲をドラッグで囲みます。
  2. 画面の隅に出た小さな画像を、ドラッグ&ドロップで、AI(Geminiなど)の入力欄に持っていきます。
  3. 「文字起こしして」や「1文ずつ日本語訳を、表で出して」のように頼みます。
PDFの教材のとき:PDFは文字をコピーできないことがあります。そのときは、このやり方で画像として渡すと、文字にしてもらえます。左右に並べて、先生と生徒さんとAIで一緒に学ぶ使い方もできます。

7

レッスンを録画して渡す

録画の見え方は、録画を始めるときの画面で決まります。先生を「ピン留め」してから録画すると、先生の画面が大きく録画されます。

録画の保存先を決める

  1. Zoomのアプリの「設定」を開き、「レコーディング」を選びます。
  2. 「ローカル レコーディング ストレージ」で、パソコンの中の保存場所を確認します。
  3. クラウドではなく、パソコンに保存(ローカル)しておくのがおすすめです。
Zoomのレコーディング設定画面。ローカル レコーディング ストレージの保存場所と、画面共有時のビデオをレコーディングするなどの設定が表示されている
レコーディングの設定。「保存場所」で、録画ファイルの置き場所を決めます。

他の生徒さんの顔を映さないコツ

この録画をYouTubeに限定公開でアップして渡すと、お休みした生徒さんの復習や、動画教材としても使えます。

自分の口もとを大きく録画したいとき:Zoomだけでは、自分の小窓の大きさを変えられません。別のアプリで画面とカメラを合成する方法もあります。

8

レッスンを支える準備と、困ったとき

40分に濃縮して、集中を保つ

オンラインは対面より疲れやすいので、対面で50分かける内容を40分ほどにまとめるのがおすすめです。

目線と機材

パソコンが重いとき

Zoomを使いながら、教材やアプリをいくつも開くと、動作が重くなります。次の2つを見直します。

困ったときの見るところ

困りごとまず見るところ
固まる開いているタブやアプリが多すぎないか。パソコンのメモリは足りているか。
聞こえないマイクとスピーカーの選択が合っているか(3章)。生徒さんの側の設定も確認します。
ミーティングに入れない入り直してみる。別の方法(アプリ・ブラウザ)でも試します。
設定したのに、機能が出てこないミーティングを退出して、入り直します。